理学療法士の立場から見ても、咀嚼は重要な全身運動です。「噛むリハビリテーション」は患者様の自立支援や介助量の軽減に繋がる画期的な取り組みだと思います。

胃がんの術後から避けてきた脂っこいものや刺激物を久しぶりに楽しめました。この唐揚げは、今まで食べてきた中で一番美味しく感じました。

唐揚げの衣と肉の食感の違いまで感じられました。お腹はいっぱいでも、純粋な「食体験」として心から楽しめました。

とにかく唾液が出てきて驚きました。この咀嚼感は新鮮な驚きで、本当に楽しい体験でした。

リハビリテーションの適応が難しかった高齢の摂食嚥下障害患者さまに対し、実際に食物を飲み込まずに誤嚥のリスクなく、安全にリハビリテーションを進めることができます。

誰でも実施することができるのが魅力だと思います。一人の看護師で複数人のリハビリテーションを同時に行うことが可能なため、より効率良くリハビリテーション援助に取り組むことができます。